バラトン湖

バラトン湖

ハンガリーの西寄りに位置するバラトン湖は長さ約78㎞、幅512㎞、面積は約595㎢で、琵琶湖より少し小さいですが、中欧最大の湖です。
そして海がないハンガリーにとって夏場のバラトン湖は、遠浅も多く、“湖水浴”ができる人気のリゾート地です。バラトン湖のあちこちに無料・有料の湖水浴施設があり、数百円から千円程度で利用できます。 オーストリア、ドイツからの観光客も多く、バラトン湖の西側では、ドイツ語がよく飛びかっています。
マリンスポーツの他、乗馬やテニス、サイクリング、釣りなどが楽しめ、質のよい温泉地も点在しているので、一年を通して人気です。

 

有名な観光スポットとしては、ティハニ半島にある修道院やラベンダー畑、古都ケストヘイの宮殿、ヘレンドの工房、イタリア青の洞窟風のタポルツアの洞窟温泉があります。
湖水浴+観光+夜はレストランでゆっくりというプランがいいですね。

ヨーロッパの人はこれを1週間程度かけてのんびりと過ごすケースが多いようです。


そしてハンガリー人が滞在中に湖畔でよく食べるのが“ラーンゴシュ”と呼ばれる揚げパン。
サワークリームやチーズと合わせてシンプルに、チョコやフルーツをトッピングしてスイーツとして、子供から大人までみんな大好きです。

 

そしてそして、忘れてならないのがバラトン湖周辺で造られる質のよいワイン!
2000年前にはブドウ栽培が行われていたと言われる歴史あるバラトン地方には、6つのワイン産地があります。

穏やかな大陸性気候と火山性の古い変成岩に砂岩や石灰物質が重なった複雑な土壌。
これらから様々なミネラルを取り込み、北部のパコニ山地が吹き降ろす冷たい風によって豊富な炭水化物を蓄えたブドウからは魅力ある多様なワインが造られています。

バラトン湖の悠々とした景色を眺めながら、ゆったりとグラスを傾ける・・・そんな自分を想像しながら、自宅で一人乾杯することにします(泣)。

 

■ バラトン地方の取り扱いワイン

バラトンボグラール地方
パダチョニ地方
バラトンフュレド・チョパク地方
ナジ・ショムロー地方

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