ワインは太るのか?

ワインに豊富に含まれるポリフェノールが生活習慣予防になるとか、ダイエットに効果的な成分も含まれていると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?


スティルワインのカロリーは、1杯100㎖あたり約75kcalだそうです。ワインに含まれる糖度で変わってはきますが、ビール100㎖あたり42kcl、日本酒100㎖あたり105kcl、と比較するとお酒の中で比較すると中間くらいです。
糖質を比較すると、赤ワイン1.5g/100㎖、白ワイン2.0g/100㎖、純米酒3.6g/100㎖、本醸造酒4.5g/100㎖、ご飯軽く1膳の糖質が36.0g/100g。比較的、ワインの糖質は少ないようです。だいたい木綿豆腐1/2の糖質1.8g/150gと同じくらいの糖質をワインが含んでいることになります。
数値から見る限りは、特にワインが太りやすいというわけでもなさそうです。

「ワインには血糖値を下げる働きがある」といわれています。アルコールは肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解する作用を促進しますが、アルコール摂取後一時的に血糖値が上がります。加えて、お酒と合わせるお料理が血糖値を上昇させます。そこで、血糖値を下げるために膵臓からインシュリンが分泌されます。インシュリンには脂肪を分解するホルモンの働きを阻害するため、結果的に身体に脂肪を蓄積することになります。インシュリンの分泌量に比例して、蓄積される脂肪の量も増えていきます。ワインはビール、パンや白米と違い、急激に血糖値をあげることがないので、インシュリンの分泌量もあまり増えません。
ということは、身体に蓄積される脂肪の量が少ないということになります。
内臓脂肪を増やさない為の食事のとり方として推奨されている、野菜→肉→炭水化物を実行すると更なる効果が期待できそうです。ワインを飲む前に、まず低糖質低カロリーの野菜を先に食べて、その後肉類、白米やパンとすれば糖類の吸収が遅くなり、健康的なワインの楽しみ方ができます。

1つ気になるのは、合わせる食事やおつまみが高カロリーによりがちであるということです。
バターやクリーム、チーズなどの乳製品を使った料理がワインによく合うことから、ワインを飲む時はカロリーが高く、脂質の高い食事をする傾向があるのかもしれません。クリームソースとシャルドネや、バターをたっぷり使い、脂の多い肉を柔らかく煮込んだ料理とフルボディの赤ワインは時々食べたくなる組み合わせです。また、自分自身も経験がありますが、ワインには他のアルコール同様に食欲を増進させるため、つい普段より食べ過ぎてしまっていることもあるのかもしれません。塩、バターなどの塩分のとりすぎも気になるところです。
無塩バターを使い、旬の素材を大事にすることで解決するしかなさそうです。
よく聞く1日グラス2杯程度のワインが健康に良いとされているのは理にかなっていると思います。食事も少しずつ小皿に盛り付けをして目を楽しませると食べ過ぎになることもなく、昨夜の自分に後悔することもなくなるかもしれませんね。
お気に入りのワイン1杯で日頃の緊張感をほぐし、リラックスした時間をお過ごしください。