デメテル・エグリ・ビィカベール 2019

新ビンテージ登場
デメテル・エグリ・ビィカベール 2019

【原産地呼称】エゲルＰＤＯ
【格付け】エゲルＤＨＣ　クラッシクス
【ぶどう品種】ケークフランコシュ58％　メノワール19％　メルロ15％　トゥラーン8％
【ワイン】美しいルビー色。ラズベリー、チェリーなどの赤い果実とローズヒップの香り。しっかりした酸にシナモン、バジルの味わいに樽のニュアンスが感じられます。2年半、樽で熟成させている為、抜栓してしばらくは少し硬く感じられますが、カラファなどに移して頂き1時間程度よく空気に触れさせることで柔らかくなってきます。飲み残しを冷蔵庫で保管して頂き、翌日お召し上がり頂くと優しい印象に変化しますのでお試し下さい。

　辛口　フルボディ
　適温：12～14℃
　容量：750㎖
　アルコール度数：14％
　糖度：1.1g/ℓ
　酸度：5.1ｇ/ℓ

【合わせるお料理】ジビエ、グヤーシュ、豚の生姜焼き、筑前煮
【土壌】Eged, Merengo：褐色森林土壌、凝灰岩
【栽培・収穫】7.5㌶の自己所有ブドウ園で栽培されるブドウを使用。ほとんどが手作業。オーガニック以降段階。化学肥料や殺虫剤を使わず、硫黄、酢、藻など　天然の成分のみを使用。収穫は手摘みできれいなブドウを選別。最大7,500kg/㌶の収量。
【醸造】自然酵母使用。500ℓハンガリアンオークの樽で2年半熟成。
【ヴィンテージ】よいヴィンテージでした。

【醸造家】デメテル・チャバ氏
デメテル家は1886年よりエゲルでワイン醸造を始めました。デメテル・チャバさんは4代目にあたります。幼少時よりブドウ畑に遊び、当然にようにワイン醸造学を大学で学び、ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌのブドウ畑でインターンとして働き、知識と経験を積み重ねました。「オーガニックワインを作りたい」サステナブルなワイン作りを目指して化学肥料を排除し、ブドウ本来の抵抗力を強める有機栽培に取り組んでいます。

デメテル・ワイナリーの自慢は2001年に「エゲルで最も美しいセラー」として表彰されたセラーです。
高祖父が手作業で岩を掘り起こして作ったセラーは第二次世界大戦中は防空壕としてデメテル一家の命を救ったそうです。その後、毎年拡張し、110ｍまで地下セラーを広げることができました。

フォルクスワーゲングループとの繋がりが深く、ポルシェハンガリー代理店主催のバンケットにワインを提供し好評です。

【ワイン栓】スクリューキャップ
【瓶詰場所】Demeter Borászat Kft.：ワイナリーで瓶詰
【輸入】リーファーコンテナ使用
【保管】温度：15℃　湿度：70％